世界情勢は、ロシアによるウクライナ侵略や中東情勢の緊迫化など、軍事的緊張が長期化する一方、米国の通商政策の変化が世界の自由貿易体制に揺らぎをもたらすなど、先行きの不透明さが増しています。
国内に目を向ければ、長年続いたデフレから脱却しつつあるものの、急激な物価上昇や賃上げへの対応など、企業を取り巻く環境は依然として厳しい状況にあり、東北・新潟の地域も例外ではありません。価格転嫁や人手確保を巡っては、対応力の差による企業間の二極化が進行しています。
また、人口減少という構造的問題はさらに深刻の度合いを深めています。東北・新潟地域では減少率がブロック別で最も大きいうえ、過去約25年間で生産年齢人口が200万人(25%)減少しており、総人口も今後25年間で310万人(30%)減少することが見込まれています。若者・女性の首都圏への流出も依然歯止めがかかっておりません。これは労働力のみならず、地域経済・社会の持続性そのものに影響を及ぼす重大な局面にあるといえます。
これらを踏まえ、政府も「地方創生2.0」として、人口減少を前提に社会を維持するための適応策を講じていくこととしております。
