1. 一般社団法人 東北経済連合会
  2. 東経連からのお知らせ
  3. ㈱ピー・ソフトハウス開発による音速・音程変速ソフト「PHISYX(フィジクス)」のライセンス供与について(東経連事業化センター)

 東経連事業化センター(会長・幕田圭一(社)東北経済連合会会長)は、マーケティング・ビジネスプラン支援事業の一環として、㈱ピー・ソフトハウス(仙台市:代表取締役 畠山慶輝)に対し、平成18年9月から1年間、「音速・音程処理技術PHISYX」の知的財産戦略支援を実施してまいりました。
 この度、この音速・音程処理技術PHISYXがジョギング用音楽配信サービス「EXERMUSIC(エクサミュージック:9月11日より㈱エクシングがサービス開始)」に搭載されました。

 ㈱ピー・ソフトハウスのPHISYX(フィジクス)は、音質の劣化を最小源に抑えて、音のスピードを変えずに音程を変更したり、音程を変えずにスピードを変更できる 高品質の音速・音程処理技術です。
 東経連事業化センターによる特許補正等の支援を通じて、平成19年10月26日に国際特許を登録(特許第4031813号)。平成19年11月より、本特許をベースに、㈱ピー・ソフトハウスがライセンシング・ビジネスを本格的にスタートさせていました。

 EXERMUSICは、ユーザー個人の運動レベルに合わせて“ランニングのリズム”と“楽曲のリズム”をマッチングさせ、最適な運動環境を作り出すサービスです。
 ユーザーはEXERMUSICのサイト上で個人の運動レベルや好みに応じてコース・楽曲をカスタマイズし、同サイト上で自動生成されたデータを携帯音楽プレーヤーで聴きながらジョギングを行うことで、運動能力の向上を目指すことができます。
 本サービスの特徴は、ユーザーが自分のトレーニング状況、好みや気分に合わせて選択した複数の楽曲をリアルタイムで提供することにあり、楽曲を単純に繋げるだけでなく、ユーザーの運動レベルにあわせたテンポ/ビートに編集する作業を同時に 行います。PHISYXは、このテンポ/ビートにあわせるるための音程処理技術として採用されました。

 マーケティング・ビジネスプラン支援事業は、新製品・新商品の開発に際して課題となるマーケティングや知的財産の戦略立案ならびにビジネスプランの構築等の支援を行う事業で、平成18年4月の設立以降、これまでに12社の事業を支援してきております。
支援企業に対しては、当センターに登録している専門家等をメンバーとする支援チームを個別に編成し、原則1年間を期間としてマーケティング・ビジネスプランの支援活動を行います。マーケティング・ビジネスプラン支援事業は随時申込みを受け付けています。

 東経連事業化センターでは、今後とも、マーケティング・ビジネスプラン支援事業として採択している12社のマーケティングや知的財産の戦略立案、さらにはビジネスプランの構築等の支援活動を展開していくこと等を通じて、東北域内企業の新規事業化に積極的に取り組んでまいります。

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