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  3. ILCを核とした東北の将来ビジョンについて

 「東北ILC推進協議会」ではこのたび、『国際リニアコライダー(ILC)を核とした東北の将来ビジョン』をとりまとめました。

 世界でただ1ヵ所建設が予定されている超大型最先端加速器「国際リニアコライダー(ILC)」の有力な建設候補地である岩手県北上山地は、ILC建設に必要とされる50㎞にも及ぶ花崗岩の岩盤体があり、今回の大震災でもその強固さが立証されました。
 ILCの東北への建設は、素粒子物理の世界的な研究拠点の形成に止まらず、最先端科学の研究成果や、加速器技術のイノベーションを生み出す場となり、学術振興、産業新興、雇用創出、人材育成、地域新興などの「東北の復興と日本の再生」に大きく寄与するものです。
 ILCが東北の復興・将来の創造と日本の再生にとって最重要プロジェクトであることを東北の人々はもちろんのこと、より広く国民全体に知ってもらうことが必要であるとの考えから、「ILCを核とした東北の将来ビジョン」をとりまとめところです。
 ビジョンでは、ILCを核として東北の国際科学技術研究圏域形成の方向性等を明らかにし、ILC建設や運用による経済効果を4.3兆円、誘発雇用者数を25万人と推計し、東北におけるILC実現の意義を明確にしております。

 詳細は、「提言・リポート」コーナーに掲載の「―東日本大震災からの復興に向けてー ILCを核とした東北の将来ビジョン」をご覧ください。

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