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  3. 『「2017年度 東北地域企業アウトバウンド旅客調査」報告書』発行について

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)と、仙台国際空港株式会社(取締役社長:岩井卓也)、一般社団法人東北経済連合会(会長:海輪誠)、仙台空港国際化利用促進協議会(会長:鎌田宏)の4者は共同で、『「2017年度 東北地域企業アウトバウンド旅客調査」報告書』と題した調査レポートを発行しました。

 当レポートは、東北6県所在の東北経済連合会および仙台商工会議所会員企業を対象に、①海外出張の実態(会員企業の海外出張者数、訪問先、出発空港)、②仙台空港への期待、③韓国仁川空港経由での海外出張の可能性に関するアンケート調査を行い、その結果をとりまとめたものです。これらの結果からみえる傾向や特徴、企業からの声を分析し、東北の「プライマリー・グローバル・ゲートウェイ」として「東北を発着する旅客に一番に選ばれる空港」の実現に向けて、今後の仙台空港の運営に活かしていくことを目的としています。

 

 当レポートの概要は以下のとおりです。

(1)東北地域企業の対象期間中1年間の延べ海外出張者数は3,106人。海外拠点数が多い企業で海外出張者数
    も多い傾向がうかがわれた。

(2)訪問先は、アジア方面(2,393人)が最も多く、全体の8割弱を占めた。国別では、中国(854人)が最
    も多く、次いで、アメリカ・カナダ・中南米方面(386人)、台湾(338人)、ヨーロッパ、ロシア方面
  (261人)、タイ(258人)、ベトナム(218人)の順となった。

(3)出発空港は、成田空港(2,186人)が全体の7割強と最も多く、次いで羽田空港(610人)、仙台空港
  (263人)の順となった。

(4)東北地域企業が仙台空港に寄せる期待は、新規国際線の就航やアクセス改善等を中心に大きい。それらの
    期待に応えていくことにより、仙台空港は東北地域企業から最も選ばれる国際空港へと、さらなる発展を
    遂げる可能性を秘めている。そして、それを実現すべく、東北地域企業の間に「仙台空港を『東北地域の
    財産』と位置づけ、東北地域全体で利活用していく」気運を醸成していくことが重要である。

 

 当レポートの詳細は添付資料をご覧ください。

 添付資料:『「2017年度 東北地域企業アウトバウンド旅客調査」報告書』

 

【お問い合わせ先】
 DBJ東北支店東北復興・成長サポート室         電話番号 022-227-8182
 仙台国際空港株式会社                  電話番号 022-383-4301
 一般社団法人東北経済連合会               電話番号 022-224-1033
 仙台空港国際化利用促進協議会(事務局:仙台商工会議所) 電話番号 022-265-8184

 

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