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  3. 東北における海外からの研究者等の受入れ・定着に関する戦略検討報告について(第7号)

 (社)東北経済連合会(会長:幕田圭一)では、このたび、東北地域に海外からの研究者等を受入れ・定着させていくための課題を整理するとともに、その対応の方向性と施策についての提言を戦略報告としてとりまとめました。
 
 グローバル化による国際競争が激化する中、科学技術による新たな価値の創出をはかるため、先進国をはじめ新興国など多くの国々において、海外からの優秀な人材の受入れを促進する動きが顕著になってきています。
 東北においても外国人研究者等の受入れ・定着を進めていく必要がありますが、東北では、就業や住宅、子弟教育といった生活環境の整備が十分ではないといわれています。

 本報告書では、これらの状況を実証的に調査する観点から、東北の主要大学に勤務する外国人研究者・教員へのアンケートを実施し、東北における外国人研究者等の生活意識の実態を明らかにするとともに、東北が取り組むべき課題として、就業、交通、住宅環境、医療、子供の教育の5項目を列挙いたしました。
 また、他地域における先進事例や東北における外国人材を活用している企業等へのヒアリング調査を通じて、それらに課題に対する具体的な対応策も示しています。

 今後、本報告書に示された課題の解決に向けて、関係機関に働きかけを行っていくとともに、東経連としても、「インターナショナルスクール等の国際的教育機能の整備」や「外国人研究者等の生活環境の支援体制の構築」に取り組んでいくこととしています。

 検討報告の概要は、別添をご覧下さい。

                                                      以 上

【ご照会先】
(社)東北経済連合会 産業経済グループ/高玉、西山
           TEL:022-799-2103

東北における海外からの研究者等の受入れ・定着に関する戦略検討報告(概要版)

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