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  3. 東北の景気動向9月(平成25年7月指標中心)について(第22号)

 平成25年7月の経済指標の動きを中心とした東北の景気は「東日本大震災の復興需要等により、緩やかに持ち直しつつある」とし、基調判断は据え置きました。

 個別項目をみると鉱工業生産指数は電子部品・デバイス工業、情報通信機械工業等11業種で上昇し、前月比2.9%増加となった。個人消費では、大型小売店販売額(全店ベース)が前年同月比▲1.2%減と、3ヵ月振りに減少となった。雨が多く、気温が低めに推移した影響から、夏物衣料が不振で、飲食料品では涼味商材が不振であった。乗用車新車販売については、エコカー補助金の終了と前年度の需要増からの反動減の影響が続き、11ヵ月連続で前年度を下回った。住宅投資は、岩手・宮城・福島の貸家等の住宅着工戸数が伸びたことにより、前年同月比20.7%増加し、6ヵ月連続で前年を上回った。公共投資は、震災関連復旧工事が引き続き好調であり、前年同月比では4ヵ月連続で前年を上回った。有効求人倍率は0.99倍と前月比▲0.02ポイント低下したものの、18ヵ月連続で全国水準を上回った。企業倒産については、件数が前年を上回ったものの、負債総額は2000年以降で最少となり、依然として小康状態を保っている。

 詳細は添付の資料をご覧ください。

東北の景気動向9月(平成25年7月指標中心)について(PDF)

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