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  3. (東経連情報第38号)東北の景気動向(令和2年11月指標中心)について

― 令和2年11月の経済指標の動きを中心とした東北の景気は、「依然として厳しい状況が続いているが、持ち直しの動きもみられる」― 

 個別項目をみると、鉱工業生産指数は前月比2.8%減と3カ月振りに低下した。個人消費について、百貨店・スーパー販売額は前年同月比0.8%増と2カ月連続で前年を上回った。ドラッグストア販売額、家電大型専門店販売額、ホームセンター販売額は前年を上回ったが、コンビニエンスストア販売額は前年を下回った。乗用車新車登録・販売台数は前年同月比0.2%減と2カ月振りに前年を下回った。新設住宅着工戸数は同6.6%減と17カ月連続で前年を下回った。公共工事請負金額は同19.1%増と4カ月連続で前年を上回った。非居住用建築物着工床面積は同16.7%増と2カ月振りに前年を上回った。有効求人倍率は1.13倍で前月比0.01ポイント上昇した。企業倒産件数は前年同月比22.6%減と5カ月連続で前年を下回った。景気ウォッチャー調査における現状判断DI(季節調整値)は49.4となり7カ月振りに前月を下回った。
 新型コロナウイルス感染流行後の大幅な落ち込みから持ち直しの動きがみられ、経済活動は一定程度水準を回復してきた。しかし、11月中旬から感染が再拡大し、年明け1月に入り一部地域に緊急事態宣言が再発令されたことから、個人消費を中心に悪影響が出てくることが考えられ、東北経済にも影響を及ぼす懸念がある。

 詳細は添付資料をご覧ください。

 東北の景気動向(令和2年11月経済指標中心)

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