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  3. 東北の景気動向10月(令和3年8月指標中心)について

― 令和3年8月の経済指標の動きを中心とした東北の景気は、「依然として厳しい状況であり、持ち直しの動きに足踏みが見られる」―

 個別項目をみると、鉱工業生産指数は前月比1.6%増と2カ月ぶりで増加した。個人消費について、百貨店・スーパー販売額は前年同月比3.5%減と2カ月ぶりで前年を下回った。ドラッグストア販売額は前年を上回ったが、コンビニエンスストア販売額、家電大型専門店販売額、ホームセンター販売額は前年を下回った。乗用車新車登録・販売台数は前年同月比5.5%減と3カ月連続で前年を下回った。新設住宅着工戸数は同14.9%増と4カ月連続で前年を上回った。公共工事請負金額は同37.8%減と5カ月連続で前年を下回った。非居住用建築物着工床面積は同34.9%減と2カ月ぶりで前年を下回った。有効求人倍率は1.34倍で前月比0.01ポイント上昇した。企業倒産件数は前年同月比25.7%減と3カ月連続で前年を下回った。景気ウォッチャー調査における現状判断DI(季節調整値)は31.8となり2カ月連続で前月を下回った。
 8月末時点において、宮城県が緊急事態宣言地域、福島県がまん延防止等重点措置地域に指定されているなかで、半導体不足によるサプライチェーン問題の長期化、コロナ感染の拡大、天候不順等企業活動・個人消費の停滞を長引かせる要素に、より大きな注意を払う必要がある。

詳細は添付資料をご確認ください。

東北の景気動向(令和3年8月経済指標中心)

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