1. 一般社団法人 東北経済連合会
  2. プレスリリース一覧
  3. 東北の景気動向11月(令和3年9月指標中心)について

― 令和3年9月の経済指標の動きを中心とした東北の景気は、「依然として厳しい状況であり、持ち直しの動きに足踏みが見られる」―

 個別項目をみると、鉱工業生産指数は前月比3.7%減と2カ月ぶりで減少した。個人消費について、百貨店・スーパー販売額は前年同月比1.6%減と2カ月連続で前年を下回った。ドラッグストア販売額は前年を上回ったが、コンビニエンスストア販売額、家電大型専門店販売額、ホームセンター販売額は前年を下回った。乗用車新車登録・販売台数は前年同月比36.4%減と4カ月連続で前年を下回った。新設住宅着工戸数は同8.8%増と5カ月連続で前年を上回った。公共工事請負金額は同46.2%減と6カ月連続で前年を下回った。非居住用建築物着工床面積は同1.4%増と2カ月ぶりで前年を上回った。有効求人倍率は1.34倍で前月から変化がなかった。企業倒産件数は前年同月比36.0%減と4カ月連続で前年を下回った。景気ウォッチャー調査における現状判断DI(季節調整値)は36.3となり3カ月ぶりで前月を上回った。
 9月末時点において、首都圏、東北地域の緊急事態宣言およびまん延防止等重点措置が解除となり、個人消費は回復しつつあるなかで、半導体不足によるサプライチェーン問題の長期化、コロナウイルスの感染再拡大、エネルギー価格の上昇等企業活動・個人消費の停滞を長引かせうる要素に、当面の間、より大きな注意を払う必要がある。

詳細は添付資料をご確認ください。

東北の景気動向(令和3年9月経済指標中心)

プレスリリース一覧に戻る

ページの先頭へ戻る