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  3. 東北の景気動向9月(令和3年7月指標中心)について

― 令和3年7月の経済指標の動きを中心とした東北の景気は、「依然として厳しい状況ではあるが、持ち直しの動きが続いている」― 

 個別項目をみると、鉱工業生産指数は前月比4.2%減と2カ月ぶりで減少した。個人消費について、百貨店・スーパー販売額は前年同月比0.5%増と2カ月ぶりで前年を上回った。ドラッグストア販売額、コンビニエンスストア販売額、家電大型専門店販売額は前年を上回ったが、ホームセンター販売額が前年を下回った。乗用車新車登録・販売台数は前年同月比12.0%減と2カ月連続で前年を下回った。新設住宅着工戸数は同10.6%増と
3カ月連続で前年を上回った。公共工事請負金額は同24.3%減と4カ月連続で前年を下回った。非居住用建築物着工床面積は同9.5%増と4カ月ぶりで前年を上回った。有効求人倍率は1.33倍で前月比0.04ポイント上昇した。企業倒産件数は前年同月比22.2%減と2カ月連続で前年を下回った。景気ウォッチャー調査における現状判断DI(季節調整値)は45.7となり3カ月ぶりで前月を下回った。
 東北・新潟地域で緊急事態宣言が解除され、まん延防止等重点措置が実施されている県があるなかで、半導体不足によるサプライチェーン問題の長期化、堅調に推移している個人消費の持続性、台風・秋雨等今後の気象状況にも十分注意する必要がある。

詳細は添付資料をご確認ください。

東北の景気動向(令和3年7月経済指標中心)

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