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  3. (東経連情報第44号)東北の景気動向(令和3年1月指標中心)について

― 令和3年1月の経済指標の動きを中心とした東北の景気は、「依然として厳しい状況ではあるが、持ち直しの動きが続いている」―

 個別項目をみると、鉱工業生産指数は前月比0.7%減と2カ月振りに低下した。個人消費について、百貨店・スーパー販売額は前年同月比2.0%減と2カ月連続で前年を下回った。ドラッグストア販売額、家電大型専門店販売額、ホームセンター販売額は前年を上回ったが、コンビニエンスストア販売額は前年を下回った。乗用車新車登録・販売台数は前年同月比3.1%増と2カ月連続で前年を上回った。新設住宅着工戸数は同3.3%減と19カ月連続で前年を下回った。公共工事請負金額は同9.4%増と2カ月振りに前年を上回った。非居住用建築物着工床面積は同23.0%増と3カ月連続で前年を上回った。有効求人倍率は1.18倍で前月比0.05ポイント上昇した。企業倒産件数は前年同月比61.5%減と7カ月連続で前年を下回った。景気ウォッチャー調査における現状判断DI(季節調整値)は34.4となり3カ月連続で前月を下回った。
 新型コロナウイルス感染再拡大を受けて、1月に首都圏等緊急事態宣言の再発出後は、個人消費を中心に一時的に停滞する動きがあった。3月に入り首都圏1都3県の緊急事態宣言全面解除の一方、宮城県・仙台市、山形市による独自の緊急事態宣言が発出されており、動向を注視する必要がある。

 詳細は添付資料をご覧ください。

 東北の景気動向(令和3年1月経済指標中心)

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