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  3. (東経連情報第9号)東北の景気動向(令和2年4月指標中心)について

― 令和2年4月の経済指標の動きを中心とした東北の景気は、「新型コロナウイルス感染症の影響で後退しており、厳しい状況にある」―

 個別項目をみると、鉱工業生産指数は前月比2.0%減と2カ月連続で低下した。個人消費について、百貨店・スーパー販売額は前年同月比7.7%減と2カ月連続で前年を下回った。ドラッグストア販売額、ホームセンター販売額は前年を上回ったが、コンビニエンスストア販売額、家電大型専門店販売額は前年を下回った。乗用車新車登録・販売台数は前年同月比29.2%減と7カ月連続で前年を下回った。新設住宅着工戸数は同13.4%減と10カ月連続で前年を下回った。公共工事請負金額は同12.1%増と2カ月連続で前年を上回った。非居住用建築物着工床面積は同7.0%増と2カ月連続で前年を上回った。有効求人倍率は、1.25倍で前月比0.06ポイント低下した。企業倒産件数は前年同月比70.0%増と2カ月連続で前年を上回った。景気ウォッチャー調査における現状判断DI(季節調整値)は9.7となり3カ月連続で前月を下回った。
 新型コロナウイルス感染症の影響により、4月7日に首都圏、4月16日には全国に緊急事態宣言が出され、東北経済にも大きな悪影響を与えている。6月時点で、緊急事態宣言は解除されたものの、個人消費を中心に経済活動は慎重になるなど先行き不透明感が解消されず、厳しい状況は続くと見込まれる。

詳細は添付資料をご覧ください。

 東北の景気動向(令和2年4月経済指標中心)

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