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  3. 外航クルーズ船の宮古港への寄港について

 東北経済連合会(会長:増子次郎 以下、当会)は、ポストコロナを見据えた観光需要、観光消費の創出に向けた活動の一環として、外航クルーズ船の東北・新潟地域への誘致に取り組んでいます。
 今般、大型外航クルーズ船「MSCベリッシマ」の来年8月の宮古港への寄港が決まりましたのでお知らせいたします。
 「MSCベリッシマ」来年から日本に配船される世界有数の大型クルーズ船で、乗客数は約5,600名です。尚、来年8月のクルーズ船ツアーは、HISグループが同船をチャーターし、ツアーの販売まで行うものです。東北エリアでは宮古港の他、石巻港と青森港にも寄港します。
 今回の宮古港へのクルーズ船誘致では、リアス式海岸の景色や三陸の魚介類を使った食といった宮古市の魅力に加え、東経連の支援により、内陸である盛岡市と連携し、「さんさ踊り」の迫力をアピールしたことが大きな成功要因となっています。この背景には、寄港地から移動時間が1時間半以内の観光資源というクルーズ船独特の制約条件がある中、これまで2時間以上かかっていた宮古―盛岡間が、復興支援道路開通により、移動時間が1時間半になったことがあります。
 コロナ禍で一時中断していましたが、クルーズ船ツアーの需要はリピーターを中心に堅調です。また、今後大型船の導入により、ツアー商品の価格帯が広がることで新たな顧客層の獲得が見込まれます。一方で、東北エリアへの寄港は未だ少なく、フロンティアであり、魅力を確り伝えていくことで、他のエリアよりも高い寄港数の伸びが期待されます。
 当会では、引き続き東北・新潟エリアの魅力的な観光資源の開発と発信を行い、クルーズ船の誘致を通じた観光消費の拡大を図ります。

                                              以 上
添付資料:外航クルーズ船の宮古港への寄港について

【本件担当】
 (一社)東北経済連合会 食・観光グループ 中村
 電話:022-397-6415

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