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  3. 東北の景気動向4月(令和4年2月指標中心)について

― 令和4年2月の経済指標の動きを中心とした東北の景気は、「依然として厳しい状況であり、持ち直しの動きに足踏みが見られる」―

 個別項目をみると、鉱工業生産指数は前月比2.7%減と2カ月連続で減少した。個人消費について、百貨店・スーパー販売額は前年同月比1.2%減と4カ月連続で前年を下回った。ドラッグストア販売額は前年を上回ったが、コンビニエンスストア販売額、家電大型専門店販売額、ホームセンター販売額は前年を下回った。乗用車新車登録・販売台数は前年同月比19.1%減と9カ月連続で前年を下回った。新設住宅着工戸数は同1.5%減と10カ月ぶりで前年を下回った。公共工事請負金額は同51.1%減と11カ月連続で前年を下回った。非居住用建築物着工床面積は同16.8%増と6カ月連続で前年を上回った。有効求人倍率は1.40倍で前月比0.01ポイント上昇した。企業倒産件数は前年同月比280.0%増と2カ月連続で前年を上回った。景気ウォッチャー調査における現状判断DI(季節調整値)は37.4となり2カ月連続で前月を下回った。
 2月末時点において、企業の生産活動は、半導体等部品不足解消の目処が立たずに鈍化し、個人の消費動向は、オミクロン株拡大により、青森県、福島県がまん延防止等重点措置を実施している等、減少トレンドが顕著となっている。
 現在、コロナウイルス感染者数の高止まり、物価上昇、ロシアのウクライナ侵攻、円安進行、上海のロックダウン等経済状況の停滞リスク要因が、さらに増加している。

詳細は添付資料をご確認ください。

東北の景気動向(令和4年2月経済指標中心)

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