山形県産「メロン」を香港へ輸出 ~5年連続6回目の輸出、香港市民に山形ブランドとして定着~
東北経済連合会(会長:増子次郎 以下「東経連」)では、九州の地域商社「九州農水産物直販株式会社(以下「九直」)」と生産者を結び付け、東北・新潟の農林水産物・食品の輸出拡大に取り組んでいます。本年度も、九直を通じて山形県産メロン2,650玉(1ケース5玉入り、合計530ケース)が今月から8回にわたり出荷されることになりましたので、お知らせします(昨年度は約3,500玉、610ケース)。
出荷されたメロンは、日系大手小売りのイオンストアーズ香港で販売されます。
山形県産メロンの輸出は、2019年に東経連が九直と山形県国際経済振興機構及びJA全農山形との商談を仲介したことに始まり、今年で5年連続6回目の輸出となります。
山形県産メロンは、夏に旬を迎えるメロンとして国内で有数の出荷量を誇ります。今回出荷されるメロンはJA鶴岡の「鶴姫レッドメロン」「アンデスメロン」の2品種です。「鶴姫レッドメロン」は主に山形県庄内地方の砂丘で栽培されているJA鶴岡オリジナル品種で、オレンジ色の果肉とコクのある甘みが特徴です。「アンデスメロン」は緑肉のメロンで甘みが強く、果肉はジューシーでとろけるような口当たりが特徴です。
九直関係者は「一昨年は2,500玉、昨年は3,500玉。今年は香港の景気状況から少し受注量が減ってしまったが、香港市民には山形ブランドとして根強い人気がある。特に、赤肉メロンの人気が高く、売れ行きは好調。来年度は数量を増やし、継続的に輸出できるようになることを期待している」と話しています。
東経連では引き続き関係機関との連携により、魅力ある東北・新潟産品の輸出拡大を支援し、ビジョン「わきたつ東北」実現の加速化につなげてまいります。
以 上
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【本件担当】 (一社)東北経済連合会 食・観光グループ 山添 TEL:022-397-6528