2013年02月19日
東北の景気動向(平成24年12月指標中心)について(第38号)
平成24年12月の経済指標の動きを中心とした東北の景気は「東日本大震災の影響からは、回復基調にあるものの弱めの動きが見られる」とし、基調判断は据え置きました。
個別項目をみると鉱工業生産指数は輸送機械工業、情報通信機械工業等で上昇し、前月比0.2%の増加となった。個人消費は、大型小売店販売額(全店ベース)が前年同月比5.3%増加し、2ヵ月連続の増加となった。乗用車新車販売については、エコカー補助金の終了による前年度の需要増からの反動が影響し、4ヵ月連続で前年度を下回った。住宅投資は、前年同月比21.5%増加し、4ヵ月連続で前年を上回った。依然被災県中心に住宅再建需要は好調を持続している。公共投資は、震災関連復旧工事により17ヵ月連続で前年を上回っている。有効求人倍率は0.92倍と前月比0.04ポイント改善し、11ヵ月連続で全国水準を上回った。企業倒産については、件数が8ヵ月振りに前年を上回ったものの、引き続き小康状態を保っている。
詳細は添付の資料をご覧ください。