セールス・マッチング支援事業の新規採択について
東経連ビジネスセンターは、セールス・マッチング支援事業において、支援企業販路拡大による地域産業活性化につなげることを目的に、4件の採択を決定しましたので、下記のとおりお知らせいたします。4月に同支援事業を開始し、今回が1回目の採択となります。
記
№ |
支援先 |
支援テーマ |
1 |
㈱エイ・ワンド |
「りんごde食卓」シリーズのブラッシュアップを通じた販路開拓支援 |
2 |
(同)ナチュール青森 |
既存商品の販売戦略アドバイス等を通じた販路開拓支援 |
3 |
㈱川喜 |
既存商品の販売戦略アドバイス等を通じた販路開拓支援 |
4 |
㈱いわきチョコレート |
「めひかり塩チョコ」をはじめとした既存商品の販路開拓支援 |
■株式会社エイ・ワンド(青森県青森市/代表取締役:高森 正志氏)
・支援先概要:平成22年6月設立、資本金500万円、従業員2名
・内 容: 同社は、日本一の生産量を誇る青森県産りんごを使用した商品企画・開発・販売を行ってい
ます。全国でも珍しいりんごの調味料「りんごde食卓」シリーズは、「りんごを毎日の食卓に
添える」というコンセプトのもと開発を進めたもので、青森県ふるさと食品コンクールにおい
て、「りんご味噌」は青森県物産振興協会会長賞を、「りんごマヨタイプ」は、青森県農林水
産部長賞をそれぞれ受賞しました。同シリーズは、新提案のりんご加工食品として、少しずつ
認知度を高めています。
東経連ビジネスセンターでは、さらなる認知度向上を目指して、より付加価値の高い商品に
するためのブラッシュアップ支援と専門家同行による販路開拓支援を行います。
・支援期間:平成28年9月~平成29年8月(12ヶ月間)
■合同会社ナチュール青森(青森県青森市/代表社員CEO 工藤 真義氏)
・支援先概要:平成24年11月設立、資本金97万円、従業員2名
・内 容: 同社は、青森のこだわり素材を使ったスイーツを製造販売しています。フラッグシップは厳
選素材だけで作ったプリンの「りんごのヴェール」です。「葉取らずサンふじ」の果肉に、り
んごがほのかに香る「青森りんご蜂蜜」を加えたりんごのピューレがアクセントのプディング
です。
東経連ビジネスセンターでは、平成26年度にパッケージや価格戦略等の支援を実施し、販路
拡大に繋げました。
本支援では、さらなる販路開拓に向けた販売戦略アドバイス等を行います。
・支援期間:平成28年9月~平成29年8月(12ヶ月間)
■株式会社川喜(岩手県釜石市/代表取締役 川端 力氏)
・支援先概要:昭和24年4月創業、資本金4,700万円、従業員10名
・内 容: 同社は、良質な素材と水にこだわり、素材の味を大切に、大企業には真似できない丹精込め
た商品造りをしています。新たに開発した「いわて南部地粉そば」は、自社栽培のそばと岩手
県産小麦の打ち粉を使用し、アルコール不使用で10日間保存可能な生そばです。
東経連ビジネスセンターでは、平成25年に既存商品のブランド戦略面でのパッケージデザイ
ン等の支援を実施いたしました。その結果、首都圏をはじめとした全国高級スーパー等へ定番
品として販路拡大に繋がりました。
本支援では、さらなる販路開拓に向けた販売戦略アドバイス等を行います。
・支援期間:平成28年9月~平成29年8月(12ヶ月間)
■株式会社いわきチョコレート(福島県いわき市/代表取締役 栁沼 大介氏)
・支援先概要:平成18年4月設立、資本金1,500万円、従業員9名(パート含む)
・内 容: 同社は、ひとつひとつ手作りでチョコレートを作る福島発の本格派チョコレート会社です。
素材に徹底的にこだわった「めひかり塩チョコ」は、菓子博名誉総裁賞や料理王国100選を受
賞しています。しかしながら、同社のあるいわき市は、震災以降、原発事故の風評により観光
客が減少、同社も影響を受け、売上が大きく落ち込みました。
東経連ビジネスセンターでは、平成27年にマーケティング支援による新商品「いわき生チョ
コサンド」の開発および既存商品の販路開拓支援を行い、首都圏への進出を果たしました。
本支援事業では、さらなる地域外販売の強化に向けた営業戦略の助言およびセールス専門家
同行を中心とした販路開拓支援を行います。
・支援期間:平成28年9月~平成29年8月(12ヶ月間)
以上