1. 一般社団法人 東北経済連合会
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  3. 貨物自動車運送事業者の適正な運賃収受について(周知依頼)

 このたび、東北運輸局(自動車交通部)より、「貨物自動車運送事業者の適正な運賃収受」について、周知依頼がございました。周知内容は以下のとおりでございます。

 今般の燃料価格上昇によって貨物自動車運送事業者の経営状況に与える影響が懸念されています。燃料価格の上昇分については、「標準的な運賃」の設定や燃料サーチャージの導入等によって適正な運賃収受につなげ、貨物自動車運送事業者のみがその負担を抱えないことが必要です。
 燃料価格上昇は、適正な運賃収受の重要性について認識を新たにするものでありますが、そもそも「標準的な運賃」において積算される人件費、車両更新に要する費用、事業運営や物流効率化に必要となる設備導入に要する経費などを含め、適正な運賃を収受することが物流の持続可能性を確保する上で重要です。
 荷主(運送委託者)と貨物自動車運送事業者が協議の上、適正な運賃による運送計画の締結を行うことは取引環境の適正化のために不可欠であることを踏まえ、次の事項についてご理解のほど、お願いいたします。

1.貨物自動車運送事業者と協議の上、燃料費の上昇分を反映した適正な運賃・料金への見直し
2.貨物自動車運送事業者から燃料費の上昇分を運賃・料金に反映することを求められたにもかかわらず、運
  賃・料金を不当に据え置くことは、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(昭和22年法律第
  54号)に違反するおそれがあるとともに、貨物自動車運送事業法(平成元年法律第83号)附則第1条の2に
  基づき、荷主への働きかけ、要請、勧告・公表等の対象となります

本内容に関して、国土交通省ホームページの「令和3年(2021年)の燃料価格の上昇に対する対応について」もご確認ください。
 https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_mn4_000011.html

【添付資料】
運送委託者の方へのお知らせ(リーフレット)

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