CN情報コーナーに下記の更新をいたしましたので、ぜひご覧ください。
【今回のCN推進情報】
「CN情報コーナー」-「CN推進活動・関係資料等ご紹介」への「参考資料➀-カーボンプライシング及びカーボンクレジットの最新動向」の情報掲載
カーボンニュートラルは、「温室効果ガスの排出量を全体としてゼロにする」、つまり、温室効果ガスを「排出する量」から「植林や森林管理などを通じて吸収する量」や「地中に埋めることなどにより除去する量」を差し引いてプラスマイナスゼロにするというもので、これまでに日本政府を含めた140ヶ国以上が「2050年までのカーボンニュートラル」の達成を表明しています。
そうした中、日本では、カーボンニュートラル実現と社会変革に向けて持続可能な成長を目指す企業群や自治体・教育機関が互いに連携して協働するビジネス連携プラットフォーム「GXリーグ(グリーン・トランスフォーメーションリーグ)」が、昨年2023年に経済産業省の主導のもと設立されました。
このGXリーグには、2024年4月時点で、日本のGHG(温室効果ガス)排出量の5割超を占める企業群が参画しており、①参画企業が自主設定したGHG排出削減目標達成に向けた排出量取引(GX-ETS)の実施、②GX製品投入やサプライチェーン上での排出削減への取組を促進するためのルール形成が行われています。
2026年3月までは第一フェーズ(試行期間)として参加は任意ですが、2026年度からは第二フェーズとして、排出権取引市場の本格稼働と一定規模以上の企業には「参加義務」が生じる予定となっています。
具体的には参加企業は、事業活動に関係するサプライチェーン全てで排出される温室効果ガス(Scope3)のGHGの見える化や、削減目標に向けた取り組みが広がり、削減目標達成に向けたカーボンクレジットの取引が加速度的に進むと予想されます。
東経連では、こうした情勢を踏まえ、カーボンクレジットに精通する企業様に関連する情報や最新の国内外の動向についてご教授いただきましたので、会員企業の皆さま限定で資料を提供させていただきます。ぜひご一読いただき、2026年度の移行も含めた今後の取組みの参考にしていただければ幸いです。
なお、勉強会資料は計2回開催し、今回は第1回としてお知らせ致します。準備が整い次第、第2回の資料もお送りさせていただきます。
※資料に関しては会員限定公開とさせて頂きます。
※パスワードは2025年1月31日発行(会員企業へのメール)の「東北経済連合会カーボンニュートラル推進情報ニューズレター」(第9号)に記載しております。または、下記連絡先にお問い合わせください。
【東経連カーボンニュートラル推進活動担当】
経済政策グループ 遠藤、佐藤
メール:k-endo@tokeiren.or.jp、g-sato@tokeiren.or.jp、
電話:022-397-9785(遠藤直通)、022-397-6692(佐藤直通)、022-224-1033(代表)