東経連事業化センター情報(マーケティング・ビジネスプラン支援事業の採択について)
~新たに「株式会社アイカムス・ラボ(盛岡市)」の事業支援を決定~
東経連事業化センター(会長・幕田圭一(社)東北経済連合会会長)は、このたび、支援戦略委員会(委員長・熊谷巧東北イノベーションキャピタル㈱代表取締役社長)での検討を受け、新たなマーケティング・ビジネスプラン支援事業として、株式会社アイカムス・ラボ(盛岡市)の事業支援を決定しました。これで支援対象企業は、現在支援を実施している4社※1を含め合計5社となりました。
株式会社アイカムス・ラボは、岩手大学の岩渕明教授のシーズをベースに、超小型プラスチック歯車を用いた世界最小の小型減速機を内臓した低価格のマイクロアクチュエーター※2を開発しており、医療機器や計測機器等の精密部品として広く使用されることが期待されます。事業化センターでは、今後、1年間を期間として、同事業の支援チームを組織し、本装置の大手企業とのアライアンス支援、ならびに応用製品開発等の支援活動を行っていくこととしております。
マーケティング・ビジネスプラン支援事業は、新製品・新商品の開発に際して課題となるマーケティングや知的財産の戦略立案ならびにビジネスプランの構築等の支援を行う事業で、東北7県に主な事業所を置く企業を対象に、新規性・革新性があり、支援を通じて成長軌道に乗る可能性の高い事業を支援しています。
支援企業に対しては、当センターに登録している専門家等をメンバーとする支援チームを個別に編成し、原則として1年間を期間としてマーケティング・ビジネスプランの支援活動を行います。
なお、マーケティング・ビジネスプラン支援事業は随時申込みを受け付けています。
※1
株式会社ピーソフトハウス(仙台市)、株式会社マイクロアーツ(会津若松市)(平成18年9月5日お知らせ済)、株式会社アクトラス(横手市)、株式会社松栄工機(大崎市)(平成19年3月3日お知らせ済)
※2
アクチュエーター:機器の中で駆動部分を担う装置。本装置は、極めて少量の液を正確に注入するためなどに使用されます。
【本件についての照会先】
東経連事業化センター 西山(℡022-225-8561)
(仙台市青葉区中央2-9-10(セントレ東北11階 (社)東北経済連合会内)