～新たに２件の助成を決定～
東経連事業化センター（会長・幕田圭一(社)東北経済連合会会長）では、本年６月に(独)科学技術振興機構（以下、ＪＳＴ）と共同で、技術シーズの事業化の可能性を調査するＦＳ（フィージビリティ・スタディ）助成制度を新設し、募集・検討を行ってまいりましたが、このたび、新たに、
①ガス除去フィルターの開発とその応用（東スリーエス（株）：仙台市）
②電力需要予測サービスに向けた先進的近未来予測プログラム（（有）ザゼンソウ技術開発研究所：盛岡市）
の、２件の助成を決定いたしましたのでお知らせいたします。これにより、ＦＳ助成制度の採択案件は合計７件となります。
「産学マッチングＦＳ助成制度」は、東北７県における産学マッチング事業のさらなる充実をはかることを目的に、大学等の技術シーズを対象にしたＦＳに資金助成する制度で、助成額は、東経連事業化センター、ＪＳＴが各１００万円、合計２００万円を上限としております。
東経連事業化センターでは、年間１５件の助成を目安として、対象案件を募集し、これまで５件※の助成を行っておりますが、このたび、産学マッチング委員会（委員長・髙橋四郎(財)みやぎ産業振興機構総括プロジェクトマネージャー）での検討を受け、新たな助成先が決定したものです。
今後、産学マッチング委員会では、対象案件に対しＦＳ調査の資金助成を行うほか、事業化に向けた技術指導等を実施してまいります。
今回採択された助成件名の概要については、下記よりＰＤＦファイルでご覧いただけます。
なお、産学マッチングＦＳ助成事業は申込を随時受け付けております。
※これまでの採択案件
（平成19年9月27日お知らせ済）
①「ナノカーボンセメント面状発熱体製造技術の開発」：（株）ティーアールティー（石巻市）
②「手術シミュレーション用口腔内モデルの開発」：（有）テクノ・キャスト（大崎市）
③「電磁力を利用してネジ山をセラミック粒子分散強化したアルミ製ネジの開発」：（株）日本セラテック（仙台市）
（平成19年11月2日お知らせ済）
④「発毛効果を有するカキドオシ・エキスの研究開発」：（株）エーティー・ラボ（秋田市）
⑤「薄地炭素繊維織物とその積層織物の製造技術の開発」：齋藤産業（有）（川俣町）
【本件についての照会先】
東経連事業化センター
西山、齋藤（℡.022－225-8561）
