2011年03月18日
石油連盟への燃料確保要請について
3月11日(金)に発生した「東北地方太平洋沖地震」の影響により、東北地方で燃料の確保が難しくなっています。これについて、3月17日(木)、東北運輸局から当会にも次の4点について協力要請がありました。
1.災害緊急物資輸送車両等に必要な燃料の供給確保
2.公共交通機関の機能確保に必要な燃料の供給確保
3.東北新幹線の早期復旧に係る点検車両等に必要な燃料の供給確保
4.日本海側より油等緊急輸送物資を輸送するJR貨物に対する計画停電の中止
このため、同日、当会においても、東北地方における民間ベースでの燃料確保に向けた取り組みとして、石油連盟等に対し協力要請を行いました。
石油連盟からは「東北地方においてガソリンや灯油などの燃料調達が厳しくなっている状況は十分承知しており、供給確保に全力で取り組んでいる。今回の震災で被災した塩釜油槽所(宮城県)が再開できた。改善に向けて大きく前進する。」との回答を得ました。
また、4点目の要請につきましては、東北電力株式会社より「日本海側より油等緊急輸送物資を輸送するJR貨物に対する計画停電」は実施しないことを確認しております。