マーケティング・知的財産事業化支援事業の新規採択について
東経連ビジネスセンター(※1)は、マーケティング・知的財産事業化支援事業として新たに「有限会社伊豆沼農産」、「株式会社いわきチョコレート」を採択しましたので、下記のとおり、お知らせ致します。
なお、同支援事業の採択案件は、本件を含め累計24件となります。
詳細は、添付資料をご覧ください。
(※1)東経連ビジネスセンターは、(一社)東北経済連合会が平成23年4月に設立した東北地域の産学連携等の支援や、企業のマーケティング、知的財産等の事業化支援を行う支援センターです。本支援事業は、随時、ホームページで受け付けております。
記
■農業生産法人有限会社伊豆沼農産(宮城県登米市/代表取締役社長 伊藤 秀雄 氏)
・支援テーマ:地域資源を活用した伊豆沼食農体験ファーム新事業展開支援
・支援内容 : ラムサール条約登録で有名な伊豆沼のほとりで事業を展開する同社は、自社ブランド「伊
達の純粋赤豚(登録商標)」の精肉・加工品を国内外の百貨店等に販売するほか、伊豆沼に
来訪する方々を対象にレストラン・直売所等を設置して、事業を展開しております。
現在、自社オリジナルの「伊豆沼めぐみ乳酸菌・酵母(登録商標)」を使用した新商品
(どぶろく・甘酒)の開発に取り組み、また、今年初夏からは、食農体験ファームを開設し
て、全国各地からの集客を強化する計画です。
このため当センターでは、首都圏や仙台等の都市生活者をターゲットにプロモーション
ツールを整備し、食農体験ファームへの誘客を支援し、同社のリピーター獲得や事業の高付
加価値化につなげて参ります。
・支援期間 :平成27年4月~平成28年3月(1年間)
■(株)いわきチョコレート(福島県いわき市/代表取締役 栁沼 大介 氏)
・支援テーマ:めひかり塩チョコなど既存商品販路の再構築戦略と販路ターゲットを明確にした新商品の
開発支援
・支援内容 : 本格的なチョコレートを作りたいという有志が設立した同社が、素材に徹底的にこだわり
開発した「めひかり塩チョコ」は、累計55万箱の大ヒットを記録し、今年で発売10年目
を迎えます。
いわき市のお土産として定着した「めひかり塩チョコ」ですが、震災以降、原発事故の風
評などで地元観光客の客層に変化が生じたため、ピーク時の売上が半減し、未だ売上の回復
が困難な状況にあります。
本支援事業では、土産品から脱却し、首都圏など全国へ販路を伸ばすため、現行商品パッ
ケージのデザイン変更、卸売の商品戦略、BtoC販売を伸ばすための新商品開発の戦略アド
バイス、東北発のチョコレート会社としてのブランド力向上への支援などを行います。
・支援期間 :平成27年4月~平成28年3月(1年間)