マーケティング・成長戦略支援事業の新規採択について
東経連ビジネスセンター(会長 向田吉広:(一社)東北経済連合会 副会長)は、マーケティング・成長戦略支援事業において、1件の採択を決定しましたので、下記の とおりお知らせいたします。
本事業は、産・学・官・金と連携して「岩手短角和牛」という地域資源を活かした高付加価値型のビジネスモデルをめざすもので、畜産農家の後継者育成や加工増産による新たな雇用の創出など、地域への波及効果が期待できる事業であります。
なお、同事業の採択件数は、今回の1件を加え、累計38件となります。
記
■(株)肉のふがね(岩手県岩手町/代表取締役 府金 伸治 氏)
・支援テーマ:希少銘柄「いわて短角牛」の高付加価値化及び地域と連携した稼ぐ畜産モデルの構築
・支援先概要:(株)肉のふがね(昭和40年4月創業、資本金300万円、従業員22名)
・内 容:同社は、地域の畜産農家や岩手町、岩手大学、北日本銀行と連携し、黒毛和牛に代表される脂
肪(霜降り)ではなく、昨今のヘルシー志向で注目を集める赤身肉である「いわて短角和牛」の
精肉の販売をはじめ、加工品の開発・製造・販売を行っております。
同社の特徴は、牛の一頭買いによる「畜産農家の収入安定化」と、産・学・官・金が連携した
「希少種の保存・繁殖」を図り、自然放牧・自然交配により消費者の安心・安全志向に応えら
れるというものです。基幹産業が少ない岩手県北地域では、同社が中心となり産学官金と連携
して地域資源を活かした高付加価値型のビジネスモデルをめざす事業として大きな期待が寄せ
られております。
当センターは、同社の岩手県の地域特産「いわて短角和牛」と「のだ塩」を活用した国内初の
『無添加・熟成のプレミアム和牛生ハム“セシーナ”』に対して、マーケティング及びブランデ
ィング支援等、稼ぐ付加価値型ビジネスモデルの支援に取り組みます。また、当センターは、
支援を通じた地域への波及効果として、畜産農家の後継者育成と加工増産による新たな雇用の
創出などが期待できる点を高く評価しております。
・支援期間:令和元年9月~令和2年8月
【お問合せ先】
東経連ビジネスセンター 長谷川 浩
〒980-0021 仙台市青葉区中央2-9-10 セントレ東北11階
(一般社団法人 東北経済連合会 事務局内)
Tel. 022-397-9098 Fax. 022-262-7055
http://tokeiren-bc.jp/