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  3. 東北の景気動向1月(令和3年11月指標中心)について

― 令和3年11月の経済指標の動きを中心とした東北の景気は、「依然として厳しい状況であるが、一部持ち直しの動きが見られる」―

 個別項目をみると、鉱工業生産指数は前月比4.6%増と3カ月ぶりで増加した。個人消費について、百貨店・スーパー販売額は前年同月比1.6%減と2カ月ぶりで前年を下回った。ドラッグストア販売額は前年を上回ったが、コンビニエンスストア販売額、家電大型専門店販売額、ホームセンター販売額は前年を下回った。乗用車新車登録・販売台数は前年同月比11.2%減と6カ月連続で前年を下回った。新設住宅着工戸数は同3.4%増と7カ月連続で前年を上回った。公共工事請負金額は同43.1%減と8カ月連続で前年を下回った。非居住用建築物着工床面積は同29.3%増と3カ月連続で前年を上回った。有効求人倍率は1.31倍で前月比0.02ポイント低下した。企業倒産件数は前年同月比12.5%増と6カ月ぶりで前年を上回った。景気ウォッチャー調査における現状判断DI(季節調整値)は54.3となり3カ月連続で前月を上回った。
 11月末時点においては、半導体不足等の解消に薄日が差し、個人消費の回復が軌道に乗りつつあるなかで、現在、オミクロン株によるコロナウイルスの感染再拡大やエネルギー価格をはじめとした物価上昇の波及等景気マイナス要因が、今後の経済状況を乱高下させるリスクをはらんでいる。

詳細は添付資料をご確認ください。

東北の景気動向(令和3年11月経済指標中心)

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