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  3. 東北の景気動向2月(令和3年12月指標中心)について

― 令和3年12月の経済指標の動きを中心とした東北の景気は、「依然として厳しい状況であるが、一部持ち直しの動きが見られる」― 

 個別項目をみると、鉱工業生産指数は前月比1.0%増と2カ月連続で増加した。個人消費について、百貨店・スーパー販売額は前年同月比0.9%減と2カ月連続で前年を下回った。ドラッグストア販売額、コンビニエンスストア販売額は前年を上回ったが、家電大型専門店販売額、ホームセンター販売額は前年を下回った。乗用車新車登録・販売台数は前年同月比9.1%減と7カ月連続で前年を下回った。新設住宅着工戸数は同13.0%増と8カ月連続で前年を上回った。公共工事請負金額は同18.0%減と9カ月連続で前年を下回った。非居住用建築物着工床面積は同51.6%増と4カ月連続で前年を上回った。有効求人倍率は1.31倍で前月比変化なし。企業倒産件数は前年同月比34.5%減と2カ月ぶりで前年を下回った。景気ウォッチャー調査における現状判断DI(季節調整値)は55.6となり4カ月連続で前月を上回った。
 12月末時点においては、半導体不足等の解消が徐々に良化し、個人消費の回復が歩みを進めるなかで、現在、オミクロン株によるコロナウイルスの感染者数の爆発的な増加や日用品価格、エネルギー価格等の物価上昇の傾向が見られることにより、今後の経済状況を注視する必要がある。

詳細は添付資料をご確認ください。

東北の景気動向(令和3年12月経済指標中心)

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