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  3. 東北の景気動向3月(令和4年1月指標中心)について

― 令和4年1月の経済指標の動きを中心とした東北の景気は、「依然として厳しい状況であり、持ち直しの動きに足踏みが見られる」― 

 個別項目をみると、鉱工業生産指数は前月比4.5%減と3カ月ぶりで減少した。個人消費について、百貨店・スーパー販売額は前年同月比0.1%減と3カ月連続で前年を下回った。ドラッグストア販売額、コンビニエンスストア販売額は前年を上回ったが、家電大型専門店販売額、ホームセンター販売額は前年を下回った。乗用車新車登録・販売台数は前年同月比16.8%減と8カ月連続で前年を下回った。新設住宅着工戸数は同20.7%増と9カ月連続で前年を上回った。公共工事請負金額は同63.6%減と10カ月連続で前年を下回った。非居住用建築物着工床面積は同12.0%増と5カ月連続で前年を上回った。有効求人倍率は1.39倍で前月比0.06ポイント上昇した。企業倒産件数は前年同月比120.0%増と2カ月ぶりで前年を上回った。景気ウォッチャー調査における現状判断DI(季節調整値)は40.3となり5カ月ぶりで前月を下回った。
 1月末時点において、企業の生産活動は、半導体等部品不足の解消が進まずに鈍化し、個人の消費動向は、1月中旬以降のオミクロン株拡大等により、減少トレンドに向かいつつある。
 現在、オミクロン株拡大による感染者数の高止まり、日用品価格、エネルギー価格等の物価上昇に加え、ロシアのウクライナ侵攻等による経済状況のさらなる停滞リスク要因が増加している。

詳細は添付資料をご確認ください。

東北の景気動向(令和4年1月経済指標中心)

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