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  3. 東北の景気動向6月(令和4年4月指標中心)について

― 令和4年4月の経済指標の動きを中心とした東北の景気は、「依然として厳しい状況であるが、緩やかに持ち直しの動きが見られる」―

 個別項目をみると、鉱工業生産指数は前月比3.7%増と2カ月連続で増加した。個人消費について、百貨店・スーパー販売額は前年同月比0.6%増と2カ月連続で前年を上回った。コンビニエンスストア販売額、ドラッグストア販売額、ホームセンター販売額は前年を上回ったが、家電大型専門店販売額は前年を下回った。乗用車新車登録・販売台数は前年同月比14.4%減と11カ月連続で前年を下回った。新設住宅着工戸数は同0.5%減と2カ月ぶりで前年を下回った。公共工事請負金額は同7.4%増と13カ月ぶりで前年を上回った。非居住用建築物着工床面積は同63.8%増と8カ月連続で前年を上回った。有効求人倍率は1.39倍で前月比増減なしだった。企業倒産件数は前年同月比33.3%増と4カ月連続で前年を上回った。景気ウォッチャー調査における現状判断DI(季節調整値)は47.1となり2カ月連続で前月を上回った。
 4月末時点において、企業の生産活動は、生産調整の緩和、受注増加等により、回復の動きが継続。個人消費は、内食等ウィズコロナ関連需要の底堅さに加え、人流の増加も相まって、力強さが戻りつつある。ただし、物価上昇、円安進行をはじめとした景気マイナス要因の進行による持ち直し鈍化の懸念は残る。

詳細は添付資料をご確認ください。

東北の景気動向(令和4年4月経済指標中心)

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