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  3. 東北の景気動向7月(令和4年5月指標中心)について

― 令和4年5月の経済指標の動きを中心とした東北の景気は、「依然として厳しい状況であるが、緩やかに持ち直しの動きが見られる」―

 個別項目をみると、鉱工業生産指数は前月比6.1%減と3カ月ぶりで低下した。個人消費について、百貨店・スーパー販売額は前年同月比0.3%増と3カ月連続で前年を上回った。コンビニエンスストア販売額、ドラッグストア販売額は前年を上回ったが、家電大型専門店販売額、ホームセンター販売額は前年を下回った。乗用車新車登録・販売台数は前年同月比14.9%減と12カ月連続で前年を下回った。新設住宅着工戸数は同7.8%増と2カ月ぶりで前年を上回った。公共工事請負金額は同16.6%減と2カ月ぶりで前年を下回った。非居住用建築物着工床面積は同51.5%増と9カ月連続で前年を上回った。有効求人倍率は1.40倍で前月比0.01%ポイント上昇した。企業倒産件数は前年同月比72.2%増と5カ月連続で前年を上回った。景気ウォッチャー調査に置ける現状判断DI(季節調整値)は55.1となり3カ月連続で前月を上回った。
 5月末時点において、企業の生産活動は、半導体等部材不足・出荷時期の調整等により、足踏みの状況。個人消費は、内食等ウィズコロナ関連需要の底堅さ、人流のさらなる増加等で着実に回復している。ただし、足元では、エネルギー価格および物価上昇の継続、円安進行、さらに直近のコロナウイルス感染第7波の到来も含めた景気マイナス要因の増加・進行による持ち直しの腰折れ懸念あり。

詳細は添付資料をご確認ください。

東北の景気動向(令和4年5月経済指標中心)

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