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  3. 東北の景気動向8月(令和4年6月指標中心)について

― 令和4年6月の経済指標の動きを中心とした東北の景気は、「依然として厳しい状況であるが、緩やかに持ち直しの動きが見られる」―

 個別項目をみると、鉱工業生産指数は前月比8.9%増と2カ月ぶりで上昇した。個人消費について、百貨店・スーパー販売額は前年同月比1.1%減と4カ月ぶりで前年を下回った。コンビニエンスストア販売額、ドラッグストア販売額は前年を上回ったが、家電大型専門店販売額、ホームセンター販売額は前年を下回った。乗用車新車登録・販売台数は前年同月比4.5%減と13カ月連続で前年を下回った。新設住宅着工戸数は同10.9%減と2カ月ぶりで前年を下回った。公共工事請負金額は同9.6%減と2カ月連続で前年を下回った。非居住用建築物着工床面積は同6.0%増と10カ月連続で前年を上回った。有効求人倍率は1.41倍で前月比0.01ポイント上昇した。企業倒産件数は前年同月比3.4%増と6カ月連続で前年を上回った。景気ウォッチャー調査に置ける現状判断DI(季節調整値)は51.8となり4カ月ぶりで前月を下回った。
 6月末時点において、企業の生産活動は、半導体等部材不足・出荷時期の調整等の緩和が進み、回復傾向。個人消費は、内食等ウィズコロナ関連需要および人流の回復等で底堅く推移。ただし、直近では、依然として企業物価および消費者物価の上昇継続、コロナウイルス感染第7波到来等景気マイナス要因の進行による持ち直しの腰折れ懸念は残ったままである。

詳細は添付資料をご確認ください。

東北の景気動向(令和4年6月経済指標中心)

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