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  3. 東北の景気動向9月(令和4年7月指標中心)について

― 令和4年7月の経済指標の動きを中心とした東北の景気は、「依然として厳しい状況であるが、緩やかに持ち直している」― 

個別項目をみると、鉱工業生産指数は前月比1.2%増と2カ月連続で上昇した。個人消費について、百貨店・スーパー販売額は前年同月比1.6%増と2カ月ぶりで前年を上回った。コンビニエンスストア販売額、ドラッグストア販売額は前年を上回ったが、家電大型専門店販売額、ホームセンター販売額は前年を下回った。乗用車新車登録・販売台数は前年同月比0.0%増と14カ月ぶりで前年を上回った。新設住宅着工戸数は同5.4%減と2カ月連続で前年を下回った。公共工事請負金額は同5.3%減と3カ月連続で前年を下回った。非居住用建築物着工床面積は同3.4%減と11カ月ぶりで前年を下回った。有効求人倍率は1.43倍で前月比0.02ポイント上昇した。企業倒産件数は前年同月比3.6%増と7カ月連続で前年を上回った。景気ウォッチャー調査に置ける現状判断DI(季節調整値)は41.5となり2カ月連続で前月を下回った。
7月末時点において、企業の生産活動は、主要業種の半導体等部材不足、生産調整の緩和等が進み、回復が本格化しつつある。個人消費は、コロナウイルス感染拡大するも、人流に大きな変動なく、堅調に推移。ただし、足元において、企業物価および消費者物価の上昇継続、円安等景気マイナス要因が進行しており、今後も景気持ち直しの腰折れに、注意を払う必要あり。

詳細は添付資料をご確認ください。

東北の景気動向(令和4年7月経済指標中心)

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