1. 一般社団法人 東北経済連合会
  2. プレスリリース一覧
  3. 東北の景気動向10月(令和4年8月指標中心)について

― 令和4年8月の経済指標の動きを中心とした東北の景気は、「依然として厳しい状況であるが、緩やかに持ち直している」―

 個別項目をみると、鉱工業生産指数は前月3.5%増と3カ月連続で上昇した。個人消費について、百貨店・スーパー販売額は前年同月比0.6%増と2カ月連続で前年を上回った。コンビニエンスストア販売額、ドラッグストア販売額は前年を上回ったが、家電大型専門店販売額、ホームセンター販売額は前年を下回った。乗用車新車登録・販売台数は前年同月比8.6%減と2カ月ぶりで前年を下回った。新設住宅着工戸数は同4.6%減と3カ月連続で前年を下回った。公共工事請負金額は同4.2%増と4カ月ぶりで前年を上回った。非居住用建築物着工床面積は同28.2%増と2カ月ぶりで前年を上回った。有効求人倍率は1.45倍で前月比0.02ポイント上昇した。企業倒産件数は前年同月比3.8%減と8カ月ぶりで前年を下回った。景気ウォッチャー調査に置ける現状判断DI(季節調整値)は44.6となり3カ月ぶりで前月を上回った。
 8月末時点において、企業の生産活動は、活発な半導体需要の恩恵を受ける業種を中心として、回復の動き継続。個人消費は、ウィズコロナのもと、人流に大きな変化なく、堅調に推移。ただし、企業物価および消費者物価の上昇、円安等景気マイナス要因の進行は、継続しており、景気停滞リスクは、むしろ増大している。

詳細は添付資料をご確認ください。

東北の景気動向(令和4年8月経済指標中心)

プレスリリース一覧に戻る

ページの先頭へ戻る