東北経済連合会（会長：増子次郎 以下、当会）では、九州経済連合会が立ち上げを主導した地域商社「九州農水産物直販株式会社（以下、九直）」と連携し、東北・新潟の農林水産物・食品の輸出拡大に取り組んでいます。
このたび、山形県産の啓翁桜（245 ケース/1 ケース 20 束）が九直を通じて、2 月 24 日から 3 月 10 日の 5 回にわたり香港に輸出され、日系大手のイオンストアーズ香港の各店舗で販売され好評を得ましたのでお知らせします。
山形県は、日本一の啓翁桜の出荷量を誇り、栽培に適した気候と長年培われた栽培技術を活かし、12 月中旬から 3 月下旬まで、冬に花を咲かせる観賞用の切り枝として出荷しています。啓翁桜は、年末年始をはじめ、卒業式や入学式など春先の需要が多く、近年は香港（中華圏内）の春節（2023 年は 1 月 22 日）向けとして人気を博しています。
今回の輸出は、当会の輸出事業の協力先である、JA 全農山形と九直を結びつけることにより実現しました。啓翁桜の輸出は、当会の輸出事業としては初めてになります。今回の輸出を通じて、九直小田保社長は「私共にとっても“花き”の輸出は初めてのことであり、その最初に国花でもある桜を輸出できたのは大変うれしく思っております。来シーズンは、より早く啓翁桜の提案営業を展開して、さらなる輸出拡大に努めていきたいと考えております」と話しています。
JA 全農山形は、「香港で啓翁桜の人気が高まっていると聞いていたが、春節後も安定した需要があることがわかった。今回は強い要望があって試験的に輸出を行ったが、次年度は計画的に原料調達を行い、さらなる拡大をはかっていきたい」と話しています。
当会では、引き続き、魅力ある東北・新潟産品の輸出拡大に取り組み、当会のビジョン「わきたつ東北」実現の加速化につなげてまいりたいと考えております。
詳細は、添付のプレス資料よりご覧ください。
【添付】：山形県産「啓翁桜」の香港への輸出について
【本件担当】
(一社)東北経済連合会 食・観光グループ 櫻庭
電話：022-397-6528
