1. 一般社団法人 東北経済連合会
  2. プレスリリース一覧
  3. 「仙台牛」を新たなマッチングで台湾へ ~東経連として東北・新潟の和牛を初輸出~

 このたび、東北経済連合会(会長:増子次郎 以下、当会)は、日本ハム株式会社(代表取締役社長 井川伸久 以下、日本ハム)と、JA全農みやぎ(県本部長 都築祐一 以下、全農みやぎ)を結び付けることにより、「仙台牛」の台湾への輸出を実現しましたのでお知らせします。
 
 「仙台牛」は国内で唯一、最高の肉質等級「5等級」のみを銘柄基準とするブランド牛で、当会が関わる輸出事業において台湾への輸出、および東北・新潟の和牛を扱った初の事例となります。
 
 当会では、今後も「仙台牛」をはじめ東北・新潟の和牛のさらなる輸出拡大に取り組み、当会のビジョン「わきたつ東北」実現の加速化につなげてまいります。

【本事案のポイント】
〇 今回扱った「仙台牛」は7月下旬より順次、輸出用に食肉処理され、台湾への輸出が始まっています。
 計画では月間12頭ずつ、当面7~9月の3ヵ月で合計36頭を輸出する予定です。
〇 従来、和牛の輸出では、生産者側が「一頭買い」(一頭分の精肉)を希望するのに対し、販売側は
 「部位買い」(特定部位の精肉)を求めるというミスマッチや、生産者側の安定供給の問題等が課題
 としてありました。
  今回は、食肉業界大手の日本ハムがその高い販売力を活かして「一頭買い」を確約するとともに、全農
 みやぎを通して肥育農家からの供給量を確保
することにより、輸出が実現したものです。

【関係者のコメント】
〇 日本ハム食肉事業本部関係者
   「今回の取引は、生産者である肥育農家様・全農みやぎ様、販売者である輸出商社様の協力のもと、
  海外までをつなぐ良い事例となった。今後も、東経連様との連携事業を継続し、輸出拡大を目指したい」

〇 全農みやぎ畜産部関係者
   「和牛枝肉相場の安定と生産農家の経営維持のためにも、海外市場の開拓は今後一層重要である。
  引き続き東経連様および日本ハム様と連携し、現地でのフェア開催など、新たな取組を実現して生産者の
  士気高揚につなげたい」

(添付資料)「仙台牛」を新たなマッチングで台湾へ
                                              以 上

【本件に関するお問い合わせ】
(一社) 東北経済連合会 食・観光グループ 大竹 TEL:022-397-7063

プレスリリース一覧に戻る

ページの先頭へ戻る