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  3. サツマイモの香港輸出、仙台塩釜港からの船便利用に本格シフト ~地域インフラの活用と2024 年問題を念頭に~

 東北経済連合会(会長:増子次郎 以下、当会)では、九州の地域商社「九州農水産物直販株式会社(以下、九直)」と生産者を結び付け、東北・新潟の農水産物・食品の輸出拡大に取り組んでいます。
 
 今般、宮城県亘理郡山元町の農業法人によるサツマイモの香港への輸出において、地域インフラの活用と2024年問題を念頭に、輸送方法を陸上輸送から仙台塩釜港を活用した船便輸送に本格的にシフトすることとなりましたのでお知らせいたします。

 「株式会社やまもとファームみらい野(宮城県亘理郡山元町、以下、やまもとファーム)」では、山元町で生産されたサツマイモを2021年より毎年、「九直」を通じて香港へ輸出していますが、今年度よりこれまでのトラックによる輸送から、仙台塩釜港の船便を利用して横浜港を経由し、香港へ輸出することになりました。

 これまでは、やまもとファームからトラックで京浜地区の倉庫へ輸送し、リーファーコンテナ(荷物に適した温度を一定に保つことが出来る)に積み替え、東京港から船便で香港へ輸出されていましたが、今年3月の出荷時に試行的な取り組みとして、やまもとファームでリーファーコンテナに積み込み、仙台塩釜港からフィーダー船(主要港と地方港を結ぶ小型コンテナ船)を利用して、横浜港経由で香港に輸出を行いました。(2023年3月16日プレスリリース済み)

 この輸送手段により香港に到着したサツマイモの品質に問題がないことが確認できたことから今年度より、地域インフラである地元港湾の活用と2024年問題を念頭に、陸上輸送から海上輸送に本格的にシフトすることとしたものです。

 また、本ルートでは、課題解決型バリューチェーンモデル構築事業費補助金(宮城県)と国際フィーダー・鉄道輸送への転換促進支援(横浜川崎国際港湾(株)ならびに、横浜市)により輸送費等に対する補助を活用し実施します。

 今期の初輸出は、次ページのスケジュールで行われます。ぜひ、当日の積み込み作業などをご取材ください。

日時:2023年11月20日(月) 8:30AM~
場所:株式会社やまもとファームみらい野(宮城県亘理郡山元町高瀬字北中須賀3番地)
スケジュール: 8:30AM  やまもとファームにてリーファーコンテナに積み込み
           PM~ 仙台港搬入、通関、フィーダー船出港予定

当日11月20日(月)の取材を頂ける場合は、11月17日(金)正午までに以下担当者までご連絡をお願いいたします。

プレス文はこちら

                                               以 上
【本件担当】(一社)東北経済連合会 食・観光グループ 櫻庭 電話:022-397-6528
                                                   

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