東北経済連合会(会長:増子次郎 以下、当会)では、九州の地域商社「九州農水産物直販株式会社(以下、九直)」と生産者のマッチング等を通じた東北・新潟の農林水産物・食品の輸出拡大に取り組んでいます。
このたび、山形県産メロン約3,500玉(1ケース5~6玉入り、合計610ケース)が7月中旬から6回にわたり、九直を通じて香港に輸出され、日系大手小売りのイオンストアーズ香港で販売されましたのでお知らせします(昨年度は約2,500玉、480ケース)。
山形県産メロンの輸出は、2019年に当会が九直と山形県国際経済振興機構及びJA全農山形との商談を仲介したことにより、今年で4年連続5回目の輸出となりました。
山形県産メロンは、夏に旬を迎えるメロンとして国内で有数の出荷量を誇ります。今回輸出されたメロンは「鶴姫レッドメロン」「アンデスメロン」の2品種です。「鶴姫レッドメロン」は、主に山形県庄内地方の砂丘で栽培されているJA鶴岡オリジナル品種で、オレンジ色の果肉とコクのある甘みが特徴です。「アンデスメロン」は、改良品種が多い中、JA鶴岡では、より原種に近い「アンデス1号」にこだわって栽培を続けており、緻密な果肉とさわやかな甘みが特徴です。
九直関係者は「香港市民に山形ブランドとしてメロンは定着したと思われます。特に、赤肉メロンの人気が高く、売れ行き好調です。今年度は昨年度を上回る受注があり、さらに認知度が高まり、来年度の継続輸出に繋がることを期待しています。」と話しています。
当会では引き続き関係機関との連携により、魅力ある東北・新潟産品の輸出拡大を支援し、当会のビジョン「わきたつ東北」実現の加速化に繋げてまいります。
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【本件担当】 (一社)東北経済連合会 食・観光グループ 山添 TEL:022-397-6528