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プレスリリース

2025年11月06日

台湾「中華民国工商協進会」との連携による食品系企業のマッチング支援について ~「ビジネスマッチ東北2025」の機会を捉え、東北域内中小企業の台湾進出を後押し~

 このたび、東経連ビジネスセンター(会長 宮本 保彦:(一社)東北経済連合会副会長)は、台湾の主要経済団体「中華民国工商協進会」(以下、協進会)との連携により、台湾市場への東北域内中小企業の販路開拓支援を本格始動します。
 これは、昨年9月に、東北経済連合会と協進会が締結したMOU(経済協力に関する基本合意書)に基づく初の実施事業です。協進会の会員企業である台湾の有力食品企業2社「義美(イーメイ)食品」、「三商(サンショウ)食品」を東北最大級の商談会「ビジネスマッチ東北2025」(11月13日開催/夢メッセみやぎ(仙台市宮城野区))等に招き、当地域の優れた商品・食材の魅力を直接伝える取り組みです。ついては、訪問の様子を取材いただきたく、ご案内申し上げます。
 今回参加する2社は、当センター支援専門家のコーディネートにより、「ビジネスマッチ東北2025」の各企業ブースを訪問するとともに、仙台市内にある農業生産法人のイチゴ加工施設を視察します。義美食品は台湾で高いブランド力を持ち、伝統菓子から冷凍食品まで幅広い商品を展開しており、東北産原料との親和性が高い分野を多数抱えています。一方、三商食品は酒類・調味料・冷凍食品など日本製品の輸入販売に特化した専門商社であり、外食・小売チャネルへの展開力に優れています。こうした企業との連携は、台湾市場への安定的な販路確保のみならず、現地ニーズに即した商品開発やブランド構築の面でも大きな可能性を秘めています。
 日本では人口減少に伴う市場縮小が進む中、外需獲得は地域経済の持続的成長に不可欠です。台湾は安定した経済成長と親日的な国民性を背景に、日本商品への高い関心を持つ有望市場です。今年8月末に日本食品に対する輸入規制の見直しに向けた方向性が台湾政府より示されたことから、今後一層の輸出拡大への期待が高まっています。
 当センターでは、本事業をきっかけに台湾との経済交流を進め、地域産業の活性化と持続可能な成長モデルの構築を目指します。

【訪問スケジュール】
      日 時           内 容          場 所
 11月13日(木)10:00~17:00 「ビジネスマッチ東北2025」参加  夢メッセみやぎ
                (食品・酒類中心に訪問)
 11月14日(金) 9:30~11:00 農業生産法人イチゴ加工施設 視察  仙台市若林区

 ※詳細については、取材お申込み時にご案内します。

【取材お申込みについて】
 下記担当宛に、メールで【社名・所属部署、氏名、電話番号】をお送りください。
 ※お申し込み期限:前日11月12日(水)12:00

プレス文はこちら

【お問合せ先】
 東経連ビジネスセンター 宮﨑
 022-397-9098  E-mail: k-miyazaki@tokeiren.or.jp

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