今月の基調判断は「生産は堅調に推移しているものの、持ち直しの動きにやや足踏み感がみられる」と３カ月連続で基調判断を据え置きました。
生産は、一般機械や運送機械、情報通信機械の減少などから、４カ月ぶりに低下しました。個人消費は、持ち直しの動きもみられますが、全体として力強さを欠いており、弱めの動きが続いています。住宅投資は、持家、貸家、分譲いずれも減少し、５カ月連続で前年を下回りました。公共投資も、５カ月連続で前年を下回りました。雇用は、地域により改善に頭打ちの傾向が出ており、全国との格差はやや広がっています。企業倒産は、件数が５カ月ぶりに前年を下回りましたが、業種は全業種にわたっています。
