2008年06月16日
東北の景気動向(平成20年4月中心)(第6号)
今月は「東北の景気は、足踏み状態にある」と2カ月連続で基調判断を据え置きました。
生産は、一般機械、情報通信機械、電子部品・デバイス等の増加などから4カ月ぶりに上昇したものの、足もとは横ばい傾向が続いています。個人消費は、大型小売店販売額が2カ月ぶりに前年を下回るなど、全体としては力強さを欠いており、弱めの動きが続いています。住宅投資は、資材価格上昇等が影響し低迷を続け、12カ月連続で前年を下回りました。公共投資は、5カ月ぶりに前年を下回りました。雇用は、低下傾向にあり、厳しい状況が続いています。企業倒産は、件数が前月比、前年同月比とも増加し、業種は全業種にわたり、なかでも建設業は約4割を占めています。