2008年09月10日
東北の景気動向(平成20年7月中心)(第16号)
今月は「東北の景気は、弱めの動きになっている」と前月の基調判断を据え置きました。
生産は、一般機械、電子部品・デバイス等の増加などから2カ月ぶりに上昇したものの、足もとはやや弱めの動きとなっています。個人消費は、大型小売店販売額が4カ月連続で前年を下回るなど、全体としては力強さを欠いており、弱めの動きが続いています。住宅投資は、資材価格上昇等が影響し低迷を続け、15カ月連続で前年を下回りました。公共投資は、4カ月ぶりに前年を上回りました。雇用は、低下傾向にあり、厳しい状況が続いています。企業倒産は、件数が6カ月連続で前年を上回り、負債総額も2カ月連続で前年を上回っています。