（社）東北経済連合会（会長：幕田圭一）は、このたび、東北における戦略的な高速道路の整備推進を提言する「東北の高速道路の戦略的整備に向けて」をとりまとめました。
本提言では、今後の高速道路の整備が地域に与える社会的影響や経済波及効果について様々な角度から客観的な調査・分析を行うことで、真に必要な高速道路の機能や戦略的位置づけを考察するとともに、全国の高速道路整備による効果事例や企業および有識者へのヒアリングを通じて、東北における高速道路の整備に向けた戦略的な取り組みの方向性と国・県・事業者等が早急に取り組むべき事項を提言としてとりまとめています。
特に、今回の分析・評価では、道路整備に関わる費用対効果（Ｂ／Ｃ）について、従来の３つの直接便益だけではなく、「総生産の増加」、「物価の低下」、「消費の増加」といった間接効果の分析も加えた評価方式を採用することで、東北における高速道路の整備が、より大きな経済効果を地域にもたらすとともに、地域間格差の改善にも大きく寄与することが明らかとなっています。
東経連としては、今後、今回の提言を基礎資料として首都圏での高速道路整備に関するフォーラムを開催する等、真に必要な高速道路の整備に向けて、各界への理解浸透を図っていくこととしています。
詳細は添付のプレスリリースをご覧ください。
