東北加速器基礎科学研究会による講演会の開催について(第38号)
東北加速器基礎科学研究会(代表:井上明久東北大学総長、幕田圭一東経連会長)では、1月26日(火)、仙台市において、「ITER計画から見た大型国際プロジェクトの取り組みについて」と題する講演会を開催します。
東北加速器基礎科学研究会は、超大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」に関する理解促進を図るとともに、受け入れ環境の整備に向けた調査等を行うことを目的に、昨年4月22日に設立された東北の産学官で構成される組織です。
今回の講演会では、日本原子力研究開発機構 特別研究員 常松 俊秀氏を講師にお招きし、国が青森県六ヶ所村への誘致を目指していた「国際熱核融合実験炉(ITER)※」について、当時の誘致活動への取り組み状況や貴重な体験等をお話しいただくこととしています。
開催概要は以下のとおりです。
【開催概要】
◆日 時 平成22年1月26日(火)13:30~15:30
◆会 場 仙台国際ホテル 2階「平成」(仙台市青葉区中央4-6-1)
◆演 題 「ITER計画から見た大型国際プロジェクトの取り組みについて」
◆講 師 日本原子力研究開発機構 特別研究員 常松 俊秀 氏
※ 「国際熱核融合実験炉(ITER)」は、人類初の核融合実験炉を実現しようとする超大型国際
プロジェクト。2018年頃の運転開始を目指し、日本・欧州連合(EU)・ロシア・米国・韓国・中国・
インドの7極により進められている。
建設候補地として青森県六ヶ所村(日本)とカダラッシュ(フランス)が挙げられていたが、2005
年6月、カダラッシュに本施設を、六ヶ所村に「国際核融合エネルギー研究センター」を建設する
ことが決定された。
以 上
【お問合せ先】
東北加速器基礎科学研究会 事務局
(社)東北経済連合会 産業経済グループ/有原
TEL:022-799-2103