2010年07月13日
東北の景気動向(平成22年5月中心)について(第16号)
東北の景気は、「厳しい状況ではあるが、持ち直しの動きが広がっている」とし、基調判断は据え置きました。
鉱工業生産は、情報通信機械工業、精密機械工業等を中心に11業種が上昇し、2ヵ月ぶりに上昇しました。在庫は2ヵ月連続で増加しました。個人消費は、エコカー減税等の政策効果により乗用車新車販売台数は11ヵ月連続で前年を上回りましたが、大型小売店販売額は、26ヵ月連続で前年を下回るなど、全体としては低迷が続いています。住宅投資は、19ヵ月連続で前年を下回りました。公共投資は、2ヵ月ぶりで減少しました。雇用は、有効求人倍率が2ヵ月ぶりに改善しました。企業倒産は、前年同月比で件数は15ヵ月連続して減少しました。