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  3. 東北の景気動向(平成22年8月中心)について(第30号)

 東北の景気は「厳しい状況のなか、持ち直しの動きが緩やかに続いている」とし、基調判断は据え置きました。

 個別項目をみると鉱工業生産は、3ヵ月ぶりに前月比上昇しました。新興国への輸出が伸び、前月比1.5%の上昇となっています。
 個人消費は、大型小売店販売額は、29ヵ月連続で前年を下回りましたが、スーパーは前年比全店ベースでは1.0%の増加となるなど下げ止まりが見られます。エコカー減税等の政策効果により乗用車新車販売台数は14ヵ月連続で前年を上回りました。
 住宅投資は、2ヵ月連続で前年比プラスに転じており、持ち直しつつあります。公共投資は、4ヵ月連続で減少しました。雇用は、有効求人倍率は横ばいでしたが、雇用保険受給者実人員が2ヵ月連続で改善するなど厳しい状況のなか緩やかな改善が見られます。企業倒産は、落ち着いた状況で推移しています。

東北の景気動向(平成22年8月中心)について(プレス資料)

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