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  3. 東北の景気動向(平成22年12月中心)について(第46号)

 東北の景気は、「厳しい状況のなかで、持ち直しの動きが続いている。」とし、基調判断は据え置きました。

 個別項目をみると鉱工業生産指数は、2ヵ月ぶりに前月比上昇しました。在庫指数も上昇しています。生産動向としては、持ち直しと判断しています。個人消費は、大型小売店販売額(全店ベース)が、月前半の暖冬の影響で衣料品が不振であり、4ヵ月ぶりに減少しました。既存店ベースでも3ヵ月振りに減少しています。自動車販売についても、エコカー購入助成の反動により乗用車新車販売台数は4ヵ月連続で前年比大幅に減少しました。住宅投資は、6ヵ月連続で前年比プラスに転じており、持ち直しつつあります。公共投資は、8ヵ月連続で減少しました。雇用は、有効求人倍率は3ヵ月連続で改善しました。雇用保険受給者実人員が6ヵ月連続で大幅に減少するなど厳しい状況のなか緩やかな改善が見られます。企業倒産は、2ヵ月連続で前年同月比の負債額が増加するなど増加の兆しが見られます。

東北の景気動向(平成22年12月中心)について(プレス資料)

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