2011年07月29日
「国際リニアコライダーの東北誘致」に関する要望について(第16号)
東北加速器基礎科学研究会(代表:井上東北大総長、高橋東経連会長)は、7月26日(火)、政府に対し、国際リニアコライダーの北上高地(岩手県)への誘致について要望活動を行いました。
国際リニアコライダーは、素粒子物理学の国際的な発展に大きな役割を果たすばかりでなく、医療、生命科学、情報通信、エネルギーなどのさまざまな先端的研究分野にも応用可能であり、新たな産業の創出や関連産業の立地など、東北の経済活性化につながっていくと期待されます。
また、周辺に国際的な研究都市が形成され、研究者やその家族を支えるインフラや施設の建設などにより多くの雇用が生まれます。東日本大震災により甚大な被害を受けた東北にとっては、まさに、復興の象徴的なプロジェクトになりうるものと考えています。
このため、別紙要望書を政府に提出し、国際リニアコライダーの北上高地への誘致に向けて、国を挙げて取り組んでいただくよう要望したものです。
要望書の内容は、添付の「国際リニアコライダーの東北誘致に関する要望」を資料をご覧下さい。
【お問い合せ先】
(社)東北経済連合会産業経済G/有原
TEL022-224-1033