平成２３年１０月の経済指標の動きを中心とした東北の景気は「東日本大震災の影響から、回復基調を強めている」とし、基調判断を上方修正した。
個別項目をみると生産は２ヵ月振りに上昇した。工場の復旧もあり回復基調が継続している。個人消費は、大型小売店販売額が６ヵ月連続で前年比増加するなど好調に推移しており、乗用車新車販売も１３ヵ月振りに前年を大幅に上回った。住宅投資は、工事の再開が一巡し、施工者の人手不足等から４ヵ月振りに前年を下回ったが、持家を中心に受注は堅調である。公共投資は、３ヵ月連続で前年を上回り大幅に伸びた。雇用については、建設業を中心に求人が増加し有効求人倍率は６ヵ月連続で改善した。
詳細は、添付資料をご覧下さい。
