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  3. (東経連情報第10号)東北の景気動向(平成26年4月指標中心)について

 平成26年4月の経済指標の動きを中心とした東北の景気は、消費税増税に伴う駆け込み需要の反動減が影響し「震災前の水準まで回復しているものの、弱めの動きが見られる」とし、基調判断を下方修正しました。

 個別項目をみると、鉱工業生産指数は消費税増税による反動減の影響から、輸送機械工業等12業種で低下し、前月比▲5.6%低下した。個人消費では、大型小売店販売額(全店ベース)が前年同月比▲4.6%減と、3ヵ月振りに減少となった。消費税増税による反動減により、ほとんどの商品で前年同月比マイナスとなった。乗用車新車販売については、こちらも消費税増税による反動減により、8ヵ月振りに前年を下回った。青森、岩手以外は前年同月比マイナスとなった。住宅投資は、持家、貸家の住宅着工戸数が減少したことにより、前年同月比▲13.9%減少し、15ヵ月振りに前年を下回った。公共投資は、震災関連復旧工事が引き続き好調であるが、前年同月比では4ヵ月振りにわずかに前年を下回った。有効求人倍率は1.13倍で前月比0.02上昇し、27ヵ月連続で全国水準を上回った。企業倒産については、件数・負債総額ともに前年同月比増加し、緩やかな増加基調となっている。

 詳細は添付資料をご覧ください。

東北の景気動向(平成26年4月経済指標中心)

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