2015年10月22日
(東経連情報第36号)東北の景気動向(平成27年8月経済指標中心)について
-平成27年8月の経済指標の動きを中心とした東北の景気は、「全体として緩やかな回復傾向にあるが、一部に弱めの動きが見られる」-とし、先月判断を据え置きました。
個別項目をみると、鉱工業生産指数は、金属製品工業等8業種で上昇、はん用・生産用・業務用機械工業等8業種で低下し、前月比▲0.3%減と2カ月連続で低下した。個人消費では、百貨店・スーパー販売額(全店ベース)が前年同月比0.6%増と5カ月連続で増加となった。乗用車新車登録・販売台数については、4月からの軽自動車税の引き上げ等の影響が続き、17カ月連続で前年を下回った。新設住宅着工戸数は、分譲が前年同月比で減少したものの持家と貸家が増加し、5カ月連続で前年を上回った。公共投資は、前年同月比▲0.1%減少し、2カ月連続で前年を下回ったものの、依然として高い水準で推移している。有効求人倍率は1.24倍で前月と同水準であったが、43カ月連続で全国水準を上回った。企業倒産については、倒産件数・負債総額ともに低水準で推移している。
詳細は添付資料をご覧ください。