2015年12月22日
(東経連情報第50号)東北の景気動向(平成27年10月経済指標中心)について
-平成27年10月の経済指標の動きを中心とした東北の景気は、「全体として緩やかな回復傾向にあるが、一部に弱めの動きが見られる」-とし、先月判断を据え置きました。
個別項目をみると、鉱工業生産指数は、電子部品・デバイス工業等11業種で上昇、その他工業等5業種で低下し、前月比1.3%増と4カ月振りに上昇した。個人消費では、百貨店・スーパー販売額(全店ベース)が前年同月比2.4%増と7カ月連続で増加となった。乗用車新車登録・販売台数については、4月からの軽自動車税の引き上げ等の影響が続き、19カ月連続で前年を下回った。新設住宅着工戸数は、持家と分譲が前年同月比で増加したものの貸家が減少し、7カ月振りに前年を下回った。公共投資は、前年同月比▲13.5%減少し、4カ月連続で前年を下回ったものの、依然として高い水準で推移している。有効求人倍率は1.23倍で前月と同水準となった。企業倒産については、倒産件数・負債総額ともに前年同月比で増加したものの、低水準で推移している。
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